2012年より劇場上映しました映画「紫」
染織史家 故 吉岡幸雄先生の映画です。
先生からいろいろな話をきいているうちに、自然布たるものの良さを感じ取っていくにつれ、自然布に触れてみたい、自然布をできることなら残してほしいと思うようになりました。
そんな自然布、先生が書いた記事から備忘録
1.オヒョウ 北海道浦河郡浦河町
2.藤布(ふじふ) 京都府宮津市上世屋
3.科布(しなふ) 新潟県岩船郡山北町山熊田
4.葛布(くずふ) 静岡県掛川市掛川
5.太布(たふ) 徳島県那賀郡木頭村
6.紙布(しふ) 宮城県白石市鷹巣 紙衣(かみこ)奈良市雑司町
7.大麻布 栃木県上都賀郡西方町
8.苧麻布(ちょまふ)福島県大沼郡昭和村
9.芭蕉布 沖縄県国頭郡大宜味村 沖縄県西表島
10.天蚕(てんさん)長野県南安曇郡穂高町
11.真綿と紬 茨城県結城市
12.木綿と茶綿 島根県簸川郡斐川町
これらは、日本の宝だと思います。
手間暇(時間)が掛かるので、経済的には高額となってしまい、なかなか私たち一般大衆には手に取って見る機会も少ないと思いますが、是非、支援して存続して頂きたいと思います。
(日本の省庁の補助金や助成金は、投資対効果を求めるため、存続する、伝承するだけでは、支援の対象にならないのが、とても残念で仕方ありません)
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