私たちはこれからどうしたらいのか、どうすべきか
新型コロナウイルスの影響から感じたこと(2020年)
新型コロナウィルスの影響にて人やモノの流れを止めたことで
空は青くなり、遠くの山は以前のように見果たせるようになり、
動物が町に現れ、自然が活き活きとして蘇ってくる事を知りました。
近代化する以前の人間は自然とどのように共存してきたのでしょうか、
未来の為にかつての事を学ぶ事も必要であると感じました。
本当に必要なものは何か。
現在の負の側面だけを恐怖として受け入れず、
次の未来を探し歩く事が必要です。
疫病の大流行が、新たな文化へと向かう、
こうして歴史は繰り返すと考えています。
2000年代のルネッサンスとして捉え、元に戻るではなく、
変化していきたいと考えます。
未来の私達に向けて
今は2020年以降の明確な答えはない。
だからこそ、日々変化する環境にあわせて、私たちも変化し続ける。
欧州の真似をすればいい時代は終わりソーシャル的ライフスイルが必要となる。
曖昧な社会の風が吹く中でどう生きるか感じ考えなければならない。
世界の匂いを聞き捉える。
地域だけではなく、日本だけではなく、世界をお手本にする。
人は経済の財布ではない。
コロナ禍では、お金よりも、生きることが優先される時代である。
近年の「社会的距離」は言い換えの時である。
物理的な上に人と人との距離や繋がりを大切にする。
よりテクノロジーに期待をする一方、人々の心の中は空洞化している。
人間らしさへの回顧や孤独感を除外するために学ぶことに憧れている。
人間関係の再構築を考える。
手鑑(継承されてきたお手本)を通じて色々意見を言う。
そして変化することを怖がらないで考える。
映像作家 川瀬美香
ART TRUE FILM